日常日記

店長の日常

8時20分に起きる。座っている時間をなるべく少なくしたせいか、腰の具合がよくなってきた。アドバイスをくださった男性会員さんがおっしゃるには、座るとしても、できれば正座のほうがよいということで、そのお話を聞いて、日本古来の、床に座る文化は体によいという話を思い出し、調べてみた。

 

西洋とは捉え方が真逆だった? 日本人の「座る」の歴史 | Tarzan Web(ターザンウェブ)

 

この記事によると、座れば座るほど健康になることを常識としてきた文明があり、それは他ならぬ、日本をはじめとする東洋の文明ということである。この記事に書いてある座り方は、ヨガでもやらされているなと思った。

雨の中、少し、散歩にでかけ、帰りに、有隣堂に寄る。ふと目に入った、小林よしのりの「日本人論」が気になり、立ち読みしたら、とても面白かったので、思わず、買ってしまった。その後、長八でランチを食べる。
今日はご予約が少なく、暇になるだろうなと思っていたところ、当日ご予約が増え、想定外のお客さまの入りで、雰囲気もとてもよい感じだった。仕事中、立ちながら、新井英樹の「SPUNK(スパンク)」を読む。女性二人が主人公で、舞台はSMクラブ。主人公の女性二人は、SMクラブの女王様で、正直、ぼくはあまりSMには興味がないのだけど、とても面白い漫画だ。SMの世界は、文明化によって抑圧された性の解放の場のような気がする。もしかしたら、文明と共に、SMの世界が生じたのではないだろうか。文明により、本来、人間にとって自然な欲求がよくないものとされ、抑圧されることにより、人によっては、快楽と不快の逆転現象が起こるというのもあるのかもしれない。SMは、精神療法でもあると言われるけれど、それはあながち間違っていない、というか、正しいように思う。でも、SMの世界と一口に言っても、球技に沢山の種類の球技があるように、SMにも沢山の種類があるようで、門外漢であるぼくが、あれこれ言うことはできないほどの奥深い世界だと感じる。でも、「SPUNK」は、愛好家のたちにとって、どのように受け止められるのだろうか。新井英樹自身、SMの趣味はあるのだろうか。気になるところである。