日常日記

店長の日常

8時半起床。生憎の雨。昨晩、ジャック&ベティでみた「クオリア」について、つらつら考える。とても面白い映画だった。上映終了後、監督さんと、映画に出ている俳優さんの舞台挨拶があって、それもまた面白かった。

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クオリアは、インディペンデント映画(インディーズ映画)と言われるものらしく、帰って来てから調べてみたところ、インディペンデント映画とは、大手の映画会社の手を借りず、自分で制作会社を作り、そこで出資を募り、監督の好きなことを追求している映画ということだった。クオリアをみていて、「演劇みたいな映画だな」と思ったら、原作は演劇舞台ということだった。監督が、クオリアの舞台に惚れ込み、映像化したいと申し込んだらしい。監督も、出演者も誰も知らなかったけど、メジャーの映画に引けを取らない演技力のある俳優さんたちであった。映画に感動したぼくは、舞台挨拶が終わってから、パンフレットを買い、監督さんと俳優さんのサインもらい、その時、監督さんから少しお話を聞かせてもらった。監督さん曰く、「メジャー系の映画というのは、ぼくからしてみれば、映画というより広告です」ということだった。監督さんがそう言いたくなるのも、分かるような気がした。インディーズ系の映画というのは、どんなによい映画を作っても、ビジネスにはなりづらい構図があるのだろうなと。今は、映画館に行く人も減り、映画館自体、年々、少なくなっているようだし。「クオリア」に関しては、ブルク13で上映しても、メジャー系の映画とまったく遜色のない、クオリティの高さと満足度があると、今年に入ってから、人生初となる映画三昧の日々を送っているぼくは思うのであった。けど、やっぱり、腰の具合ヤバいかも。油断して、変な体勢を取ったり、長く座っていると、痛みが走る。