日常日記

店長の日常

10時に起きる。体重58,3キロ、体脂肪率14,5パーセント。

昨晩は夕方までゴロゴロしていたので、夜からヨガに行き、2レッスン受けた。ヨガのあとは、ヨガ仲間のてらさんと、またデニーズへ。これで4週連続。今回は、愛や結婚についても語り合った。てらさんに、「ご結婚はされているのですか?」と聞かれ、「いえ、この年までずっと独身なんですよ」というと、てらさんは「結婚は試練ですよ」言って、苦笑いの表情を顔に浮かべた。てらさんはカトリック教徒だから、奥さんもそうなのかと思っていたのだけど、家族の中で宗教をやっているのは、てらさんだけで、奥さんはちっとも興味を示さないということであった。二人いるお子さんもまったく興味がないらしかった。「だから、こういう話がざっくばらんにできるのはうれしいです」とてらさんに言ってもらえて、ぼくもうれしかった。てらさんは愛について、「愛とは他人の幸せを望めることです」と言った。それを聞いて、それは愛の正しい定義の一つのような気もするけど、ただぼくには難しいと思ったし、ぼくのような人間が他人の幸せを願うというのは、なんだかおこがましいような気もした。お店の中では、ご縁があって遊びに来てくださったお客さんに楽しんでいただけますようにとはいつも願っているけれど、それは楽しんでもらえないと自分が困るわけだから、愛とはまったく正反対のものだろうと思う。とはいえ、エイジャ遊びがきっかけで、カップルさんが不幸になるようなことにはならないように営業をしたいとは常々考えている。というか、むしろ、少しでも幸福になってもらえるように営業できたらよいなと思っている。その場限りの楽しさだけでなく、二人の関係性がよくなってくれたらよいなと。これは最初のころから考えていたことだけど、もしかしたら、これはぼくなりの愛だったのだろうか?たぶん違うだろうな。

デニーズには2時間ほど滞在し(デニーズの料金はてらさんが払ってくれた)、てらさんとはデニーズの前で別れたのだけど、その直後、一見してホームレスと分かる風貌の高齢の男性が近寄ってきて、ぼくに、「すみません。100円くれませんか」と言ってきた。てらさんと別れ、いきなり、キリスト教で言われるところの「隣人愛」の実践の機会が訪れたことに、ぼくは少々びっくりしながら、財布の中にたくさんあった小銭を、数えることなく、ほとんど全部、その男性に手渡した。