日常日記

店長の日常

8時に起きる。体重56,2キロ、体脂肪率13,8パーセント。
8時15分ころ、ジョギングにでかける。オープンまであまり時間がなかったから、今日は3キロでやめておいた。帰り、「まいばす」で、お店のドリンクなどを買う。お店に帰ってきて、すぐにシャワーを浴びた。すっきりして、気持ちよかった。

昨日は、20年来のお付き合いになるDさんから連絡があり、夜、二人でガストに行った。経営者であるDさんは、これから、新しいビジネスを立ち上げるのだけど、そのコンセプトやキャッチフレーズなどを一緒に考えて欲しいということだった。そういうことを考えることはぼくは好きだし、頼っていただけて光栄であった。ビジネスにおけるアイデアというのは、楽しい雑談からひょっこり生まれるというのが、Dさんの意見なのだけど、ぼくも同意見だった。とても楽しいひとときとなった。ガストの代金は、全部、Dさんが支払ってくれた。

島内裕子さんの「兼好」を読んでいたら、兼好もデジャブ体験をよくしていたということを知り、驚いた。

第71段
(原文)
また、いかなる折りぞ、ただ今、人の言ふ事も、目に見ゆる物も、かかる事の何時ぞやありしかと覚えて、何時とは思い出でねども、正しく有りし心地のするは、我ばかり、かく思ふにや。

(現代文)
またどのような時であったか、たった今、人が言うことも、目に見えるものも、自分の心の中も、このようなことが過去にあったように思われ、それがいつだったかは思い出せないのだけれども、確かにあった気がするのは、自分だけがこのように思うのだろうか。

 

「兼好よお前もか」とうれしくなった。ぼくは、自身の度重なるデジャブ体験を不思議に思い、これまで絶対に行ったところがないところに行ってみようと思い、2012年にベトナムに一人で行ってみたことがある。そして、それまで何度か夢の中でみていたと思われる場所に出会うことになった。デジャブ体験が、妄想ではなく、事実だったとしたら(事実であるとぼくは思っている)、「未来は白紙で、現在の自分の努力で変えられる」という世間一般の常識は間違っていることになってしまう。最近、「未来は決まっており、自分の意志など存在しない」(妹生武治著)という本を読んでいるのだけど、これがめっぽう面白い。こういう面白い本は、最初から最後まで読める。ぼくは、自分がカップル喫茶を経営し、お店を「aja」と名付けることになったのは、自分が生まれる前から決まっていたような気がしてならない。だから、この本に書いてあることに、ことごとく、納得することができた。

 

仕事が終わってから、久しぶりに、個人書店「象の旅」に行った。お店に入った瞬間、「ここは、本当に癒される空間だな」と感じた。3,40分くらいかけて、ゆっくりと、いろいろな本をみて、何冊か買おうかなと思える本がみつかり、その中から、選んだのは、「旧約聖書がわかる本」。副題に、「<対話>でひもとく世界」とあり、「旧約聖書」と「対話」という言葉に、強く、心が惹かれた。最近、エイジャ営業21年の集大成として、「結婚論」なるものを書こうかななどということを考えていたのだけど、そこに書こうと思っていたことのひとつが、「対話」なのだった。そして、結婚することの究極的な目的はなんなのか、ということも書きたいと思っている。人はなぜ結婚をし、なんのために結婚をするのか。カップル喫茶マスターとして21年やってきて、50歳にして、いまだ独身の男が語る結婚論。自分で言うのもなんなのだけど、異色で斬新な結婚論になるのではないかと思われる。広末涼子の不倫の報が流れ、世間が騒いでいる今こそ、我が「結婚論」を世の中に早く開陳せねばなるまいと思った。