日常日記

店長の日常

8時10分に起きる。体重57,3キロ、体脂肪率13,7パーセント。
起きてから、昨日に引き続き、Y先生のヨガに行ってきた。ヨガのレッスンがまた面白くなってきた。一人でマイペースでやるヨガとはまた違った面白さがある。帰ってきてからは、漱石の「明暗」を聴きながら、開店準備。まだ残りが、12時間以上ある。漱石のすごさは、すべての登場人物の心理描写が巧みなところではないだろうか?と思う。そして、安易に人間の理想像を描くようなことをせず、常にありのままの人間を描いているところがまたすごい。ぼくは、一時期、お店以外のところで、ブログをやっていたことがあり、そこで親しくなった人、数人と今もたまにメールのやり取りさせていただいていて、そのうちの一人の方(男性)は、相当な読書家の方なのだけど、先日、ぼくが、「最近、夏目漱石にハマっているんです」とメールに書いたら、「正直、日本文学はいまだに夏目漱石を超えていないと感じます」という返信があり、それを読んで、なんだかとてもうれしくなった。また別のメル友(女性)の方からは、漱石について書いたら、次のような返信がきた。
「漱石は大天才ですよね。彼により日本語はすっかり変わってしまいました。もちろん福沢諭吉という存在もそれに偉大すぎる寄与をしていますが、近代日本人が西洋的自我の芽生えを認識し、それを表象するための言語を作り上げ、概念を取り入れ、その中で自己のアイデンティティをどうにか見失わずに(侵略、破壊されずに)変容を果たすという大転換を遂げたのも、マジで漱石先生がいなかったら、わたしたちの精神どうなってたか・・・」
よく分からないけど、漱石先生はやはり、ものすごいことをやり遂げていたようだ。ちなみに、ブログを通して親しくなったメル友の誰も、ぼくの仕事のことは知らない。