日常日記

店長の日常

3時30分に起きる。体重56,3キロ、体脂肪率9,9パーセント。

今日は丹沢にトレランに行ってきた。山登りはちょくちょく行っているけど、トレランは久しぶりだった。朝食は、近所の吉野家で「牛すき鍋膳」を食べ、4時30分に出発し、5時30分には登山口がある「大倉」に着いた。外はまだ真っ暗だったから、ヘッドライトを点けて歩いた。6時10分にはヘッドライトが無くても歩けるようになった。大倉から山頂までの道は「バカ尾根」と呼ばれる。バカみたいに延々と上りが続くから、そう名付けられたらしい。だから、走れるところはとても少ない。山登りだったら、ゆっくり歩くのだけど、今日はトレランだったから、早歩きで上った。今日は曇りの予報だったから、雨は降らないと思っていたのだけど、途中から小雨が降ってきた。「花立山荘」に着いたとき、花立山荘のひさしで、雨宿りをしている女性に、「雨が降ってきましたね」と声をかけられた。「降ってきましたね」と答えると、「この先、頂上まで行くかどうか迷っていて、誰か来るのを待っていたんです」ということだった。「山頂まで行けますかね?」と言われたから、「このくらいの雨だったら、全然、大丈夫じゃないですか?」と言って、先に行こうとしたら、「一緒に行ってもよいですか?」と言われたので、「大丈夫ですよ」と答え、一緒に登ることになった。「トレランやってるんですね」と言われ、「そうなんです」と答えると、「わたしの主人もやっているんですよ」とのことだった。話を聞くと、旦那さんは、今年のUTMFを完走したとのことだった。UTMFは、100マイル(160キロ)のレースである。「うわ~、それはすごいですね。わたしもUTMF完走を目指して、トレランをやっていた時期もあるんですが、コロナで大会が中止になったりして、心が折れてやめてしまいました」と言うと、「じゃあ、そろそろまた大会に出たらどうですか」と言われた。じつは、今日は、山を登りながら、「来年、また伊豆トレイルジャーニーに出ようかな」などという考えが心に浮かんだから、そのことを話すと、「出ましょうよ」と言われ、なんだかその気になってきてしまった。伊豆トレイルジャーニーは、毎年12月に開催されるから、ちょうど1年後である。出ようかな。人気の大会で、毎年抽選だから、出られるのか分からないのだけど。

そのあとも、一緒に登りながら、いろいろと話した。その女性は48歳でぼくと同年代だということが分かった。喘息持ちということで、山を登ったり、走ったりなんて自分には無理だと思っていたそうだけど、旦那さんが出場した大会に応援に行った際に、トレイルランナー兼お医者さんの人に勧められ、山を登るようになったということだった。今日は自宅のある二宮を深夜0時に出発し、4時間かけて大倉まで歩き、いま山に登っているということで、なんじゃそれはと思った。しかも、今日は、蛭が岳まで行く予定だという。てっきり、蛭が岳山荘に泊まるのかと思ったのだけど、今日は日帰り登山だということで、さらにびっくりした。