日常日記

店長の日常

運動習慣を身につけるきっかけ

ぼくが、トレーニングの理論に興味を持ち始めたのは、2015年ころのこと。それまでにも、運動習慣を身につけたいと思い、近所のゴールドジムに入会したけれど、結局、続かずに退会。数年後、もう一度チャレンジしたけれど、やはり、続かずに退会した。2012年には、学生の頃かじっていた山登りを趣味にしたらよいのでは?と思い、初心者向けの箱根の金時山に数回登り、とても楽しかったのだけど、長年の不摂生がたたり、毎回、膝と足首の痛みに悩まされたことで、断念。もう自分には運動は無理なのではないかと落ち込んだのだけど、しかし、この体力のなさはどうにかせにゃならんと思い、次にぼくが選んだのはスキー。スキーなら、膝や足首にそんなに負担もかからないだろうと思い、これまでの人生において、スキーは数回経験しただけだったのだけど、そんな乏しい経験を頼りに、一人で2014年のお正月、ニセコに4泊5日のスキー旅行へと行った(予約は、当時旅行会社に勤めていたエイジャの女性会員さんにお願いした)。初心者スキーヤーにもかかわらず、ニセコに一人でスキーへ行くなんて、いま考えると頭がどうかしているとしか思えないけれど、その頃のぼくは、それだけ、運動習慣を身につけようと、必死だったんだと思う(ニセコに行ってみたかったということもある)。ほとんどが、家族連れや友達同士、恋人同士で来ている中(外国人も多かった)、一人で来ている中年初心者スキーヤーであるぼくは、異質な存在で、孤独であった(ちなみに泊まったホテルはヒルトン)。初心者向けのゲレンデで、ボーゲンの練習をし、疲れたら温泉に入り体を温め、またボーゲンの練習ということをもくもくと繰り返した。そして、このスキー体験がのちに、ぼくがランニングに興味をもち、運動習慣を身につけるきっかけとなったのであった。