日常日記

店長の日常

本日2本目のブログ。

夜の部、コンプリート。とてもよい雰囲気であった。3組目のカップルさんがいらっしゃったとき、2組のカップルさんが個室で会話を楽しまれていたので、3組目のカップルさんをフロアーにお通しする前に、「お楽しみ中、申し訳ございませんが、新しいカップルさんがいらっしゃいましたので、しばらくの間、お話は控えめにお願いします」とお願い申し上げた。快く応じていただけたことで、その後の展開もスムーズに運び、皆さんにご満足いただくことができた。

フロントの中で、三日前に買ったブックスタンドで本を読んでいると、あるカップルさんに、「お。マスター、ブックスタンド使っているんですね」と声をかけられる。「そうなんですよー。腰痛を発症したこともあって、腰に負担がかからないように、最近、買ったのですが、これが思いの外よくって、読書が進むんです」と答えた。

ブックスタンドなんて、初めて使うのだけど、両手が空くのが、とても便利。立って読んでいるから、腰に負担があまりかからないし、仕事中、幸楽の泉ピン子ばりに、キビキビ動けるようになった。「投影された宇宙」を読み直しているのだけど、この本は本当に面白い。疲れが吹き飛ぶ。この本に出てくる物理学者「デイビッド・ボーム」は、オッペンハイマーの生徒であったことを、今回、読み直して、発見した。ボームは、戦後、オッペンハイマーの裁判で、オッペンハイマーに不利な証言をするように頼まれたのだそうだけど、自分の信念に逆らうことはしたくないから、拒否したらしい。この辺のことは、映画「オッペンハイマー」でも描かれていたけれど、ボームが登場していたかどうかは分からない。