日常日記

店長の日常

8時に起きる。7時には目が覚めていたのだけど、布団の中で、昨日みた「WILL」を思い出し、余韻に浸っていた。すっかり、東出昌大のファンになってしまった。近々、彼が出演している映画を観に行く予定。9時からジョギングに出かけ、帰ってきてから、また「ジャック&ベティ」に行く。今日みた映画はウディ・アレン監督・脚本の「サン・セバスチャンへ、ようこそ」。冒頭から引き込まれ、最初から最後までウキウキした気分が続くほど、面白かった。映画でも、音楽でも、小説でも、なんでも、「これは自分のために作られたのでは?」と感じることがあるけど、「サン・セバスチャンへ、ようこそ」は、まさにそんな感じであった。この映画をみようと思ったのは、「人生は映画のように、想定外」というキャッチコピーであった。一人一人の人生、みんな想定外の連続なのだと思う。自分がカップル喫茶の経営なんてものに携わることになるなんて、まったくの想定外の出来事だったけど、自分にとっての想定外の出来事が、他の人の人生にとっての想定外の出来事を引き起こしたりする。それが人生の面白いところだなあと、そんな話を、つい先日、ぼくの昔話を交えつつ、あるカップルさんにお話をした。そのカップルさんは、エイジャとの出会いによって、想定外の出来事に遭遇することになり、そのことをとても喜んでくれている。東出昌大の人生も想定外の連続だと、「WILL」をみながら、感じた。東出昌大が世間を騒がしたことは、東出自身も想定外だったと思うけど、その起こした行動が今後の世の中に与えていく影響も想定外の出来事の連続を引き起こして行くような気がする。世間の東出昌大に対するイメージは、数年後には、今とはまったく違ったものになっているような気がする。想定外といえば、エイジャ遊びもである。エイジャ遊びを最大限に楽しめる方というのは、エイジャ遊びにおける「想定できなさ」を楽しめる方、という印象がある。想定するとは、不測の事態に備えるというよい面もあれば、未来の可能性を閉ざしてしまったり、想定どおりにいかないと、がっかり意気消沈してしまうというマイナス面もあるように思う。
今日のお昼の部のエイジャも素敵なカップルさんたちにお集まりいただき、「想定外」を楽しんでいただけたような気がする。夕方4時過ぎに皆さんお帰りになられたので、予約していた本を取りに図書館にいった。借りてきた本は「無用の効用」(ヌッチョ・オルディネ)と「精神の生態学へ(上」」(グレゴリー・ベイトソン)の2冊。早速、パラパラとめくり、拾い読みしたけれど、とても面白い。「無用の効用」も、お金儲けや生活のために役に立つものを教えようとする、現代の教育機関に対して批判を投げかける書物といった感じ。最近は、似たような主張の本の出版が増えているような気がする。