日常日記

店長の日常

相互鑑賞~そのめくるめく官能の世界~

すでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、去年、こっそり「店長の部屋」に2005年10月から2010年3月に書いた「日常日記」を付け加えました。以下は、2007年4月20日に書いた記事です。「カップル喫茶遊びで感性を高めよう!」みたいなことが書いてあって、なかなか面白かったです(自画自賛)。

 

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さて、
今日のお話は、
『相互鑑賞~そのめくるめく官能の世界』です。

みなさんの中には、
うすうす感づいている方もいらっしゃるかと思いますが、
わたしはいつも、考えを整理してから
この日記を書くということはしていません。

なので大抵の場合、
どういうことを書くのか、
自分自身でもはっきりとは分からないことが多いです。

たまに書いていて、自分でも、
「なるほど!」と思う事が浮かんできたりして、
そのことで、物事に対する理解が深まったりして、
それがまたわたしにとっては書く楽しみだったりします。

そして、これまでお話させていただいたことは、
エイジャの雰囲気を保つ為に大切なことなので、
守っていただけないと注意の対象となることもありますが、
これからお話させていただくことは、特に注意の対象ではありません。

ただこういう考え方をすれば、
もっと素晴らしい雰囲気で盛り上がるのではないかという、
わたしの考えを述べさせていただくまでで、
もしかしたら、カップルさんによっては、
違う意見の方もあるかもしれません。

実際、相互鑑賞のしやすい雰囲気を作ることは、
エイジャスタッフの仕事ですが、
そこからどのような官能の世界を繰り出していくかは、
カップルさんの自由であり、
カップルさんおのおのに遊び方があるでしょう。

なのでこれからお話させていただくことは、
とりあえずは、
エイジャで遊ぶ際の参考にしていただければって感じのことです。

でも、一応は、
『どんなに停滞した状況でも、
他のカップルさんを魅了し、その状況を打破し、
素晴らしい盛り上がりを演出する』
そんな相互鑑賞のプロを養成したいという思いを込めています。

それでは、
「さあさあ、よってらっしゃい!みてらっしゃい!」

まず最初にお断りさせていただきたいのですが、
わたしはたまに、オカマとかホモと間違えられ・・・、
いやその真相は未だに永遠の闇の中なのですが、
これからお話させていただくことは、
基本的には男性的視点になるということでございます。

そのことを一応念頭に読んでくださいね。

相互鑑賞と言っても、
その捉えかたはカップルさんによってさまざまみたいです。

相互鑑賞とは、簡単に言えば、
「みたり、みられたり」のこと。

「みたり、みせたり」と言ってもいいかな。

人によって、
見ることを楽しむことに重点を置く人と、
見せること・見られることを楽しむことに重点を置く人がいます。

お店としては、
できれば最低でもその割合は5:5、半々であって欲しいのですが、
人によっては、見ることに必死になってしまったり、
見たいからただ見せているっていう感じの人もいるんです。

こういうことをしてしまう人は、
視覚的に興奮を覚える人ですから、ほぼ100%男性でございます。

でも、こういう男性の存在が、
大部屋の雰囲気を盛り下げてしまい、
最悪の場合は、雰囲気が停滞してしまうんです。

だから結局は、見所のシーンが見れないことから、
自分で自分の首を締めていることになるんです。

なので、
雰囲気の良い盛り上がりをする為の相互鑑賞の心構えとして、
いかに自分の彼女を他のカップルさんに見せるかということを
第一に考えることが大切だったりします。

そして彼女さんとしては、できれば、
見られていることを意識して欲しいのです。

そして、見ている人の興奮を想像して欲しいのです。

そうすることによって、
見られていることに快感を覚え、そこから、
更なる官能の世界に導かれていくことになり、
それによって見ている人は更に興奮する。

エイジャがそんな相乗効果にまみれた空間になったら、
ほんと素晴らしい世界が広がる気がするのです。

そして、そんな空間にするには、
やっぱり静かなほうがいい。

その方が見ているほうも、見られている方も、
感性が豊かになるはずだから。

そして、わたしは、
そんな静かな空間に広がるエロス、
サイレントエロスを是非五感をフルに使って、
感じていただけたらと思っております。

カップル喫茶やハプニングバーにありがちなのが、
笑いが中心になってしまうエロス。

これはこれで、
たまには楽しくって、リラックスできるからいいと思うのですが、
でも、感性を豊かにすることにはつながらないような気がします。

相互鑑賞を楽しめることって、
とっても人間的なことだと思うんですね。

そこでは想像力というものが求められますから。

そしてこの想像力が、
感性を豊かにすることにつながると思うのです。

そしてこんな相互鑑賞を高めた後に起こるカップルさん同士の交流は、
感性が豊かになっている分、
最初からやみくもに絡んだときよりも、
ずっと官能的な刺激があるかと思うのです。

こんな雰囲気を作り出すには、
やっぱり見ることよりも、
見せること、見られることに重点を置く事が大事なような気がします。

そして、わたしが本当に大切だと思う考えなのですが、
カップル喫茶遊びの主役は、
やっぱり女性なんだと思います。

女性に楽しんでもらうことが重要なんです。

このことは、
必死になって見たがっている男性には、
ほんと心に留めておいて欲しいことだと思います。

じゃないと、
2度とエイジャに来れなくなってしまう可能性があります。

カップル喫茶なんていういかがわしい場所には、
女性が楽しいと思ってくれなければ、
やっぱり付いてきてくれないんです。

わたしが仕事をしていて一番嬉しいのは、
彼氏や旦那さんに嫌々連れて来られた女性が、
「とっても楽しかったです」って、
笑顔で言っていただけた瞬間です。

でも、エイジャに来る女性の中には、
愛する彼がエイジャのこと大好きなんでとか、
どうしても彼が行きたいって言うんでとか言って、
消極的な気持ちでしぶしぶ来る方がいるのも、実際多いんです。

そんな気持ちだと、
やっぱり自分も楽しめないと思いますし、
お店の雰囲気も盛り上がりません。

なのでそんなカップルさんには、
「カップル喫茶の主役は女性」
このことを是非身に沁みて感じて欲しいのです。

そしてご理解いただけたなら、
是非エイジャの空間をめくるめく官能の世界に導いていって欲しい、
あるいは導かれていって欲しい、
そうわたしは願う次第なのであります。