日常日記

店長の日常

11時過ぎに起きる。布団の中が気持ちよくて、つい寝すぎてしまった。読みたい本や書きたいことはたくさんあるというのに。時間を無駄にしてしまったことにちょっとした後悔の念を感じた。とはいえ、読みたい本や書きたいことがたくさんあるからこそ、寝すぎてしまったような気もする。ぼくの頭の中は、様々な思考が渦巻いていて、それは休むことを知らない。そのために、脳が疲れて、ゴロゴロしてしまうことに繋がっているような気がする。来年からは、なるべく新しい本や漫画を買うことは控え、今持っている本も、読んでいない本は処分していきたいと思っているのだけど、本を処分するのは苦手なんだよな。処分する前にページを開くと、面白いこと、よいことが書いてあって、どうしても捨てるのが惜しくなる。半年前に「象の旅」で購入した「100冊で耕す~<自由に、なる>ための読書術」(近藤康太郎著)を、最近、読み直してみたところ、とても面白かった。著者の近藤さん曰く、最終的な蔵書は100冊のみでよいということだ。でも、その100冊を選ぶためには、何千冊の本を手に取る(1冊1冊全部読むというわけではなく)必要があるということだった。近藤さんが選んだ100冊の中に、夏目漱石は「それから」が選ばれていた。短い紹介文には以下のようなことが書いてあった。

 

漱石は全作品を読む。読みなれない人はまずは「坊ちゃん」、次に本作(※それから)か。分かりやすい事件が起きる。日本語の可能性に耽溺する。

 

「日本語の可能性に耽溺する」とは、まさにその通りだと思った。漱石作品を読む醍醐味のひとつは、日本語の可能性に耽溺できるところにあると思う。

 

最近、この「はてなブログ」で、AIが「タイトル」を作成してくれるという機能が搭載された。昨日のブログのタイトル「競争原理が引き起こす悲劇:様々な問題の真実」は、AIに作成してもらったタイトルに、ぼくがちょっと修正を加えたものだ。ほんと、便利な世の中になったものだ。

 

昨晩は、1年に1度の「全館点灯」の日で、「全館点灯みてきたよ」で、夜の部は2000円でご案内するという割引キャンペーンを行ったのだけど、結局、ご予約が伸びず、お休みになったから、自ら行き、写真を撮ってきた。

(アパホテルの横の橋の上から)

 

写真を撮りに行こうと、お店を出たら、お隣のタイマッサージの店長さんの「あや」さんと社長さん(日本人)にばったりと会った。「どこに行くの?」と聞かれ、「今日は、1年に1度、みなとみらいにあるビルの電気が全館点灯する日だから、その写真を撮りに行くんだ」と答える。「一人で?」。「うん」。「彼女はいないの?」。「うん。いない」というやり取りをしたあと、別れた。昨日は風も強く、とても寒かったから、写真を撮り終えると、さっさと帰ることにした。お店にいるのが一番落ち着く。