日常日記

店長の日常

欠乏感

本日3本目のブログ。

 

最近読んで、とても興味深かったヤフーニュース。

 

news.yahoo.co.jp

 

なにやら、大企業が哲学者を雇うことが世界に広まっており、欧米では「哲学コンサルティング会社」も設立されているようで、この記事を書いた吉田幸司さんも、日本初となる「哲学コンサルティング会社」を設立した方とのことであります。どんなことをするかという、「どうすれば成功できるのか?」と考える企業幹部の方に対して、「なぜ君は成功しなければならないと考えるのかね?」とか、「その前に君にとっての成功とはなんぞや?」とかいうことを問いかけ、人間が自分でも知らないうちに身につけてしまっていた先入観を明るみに出させ、さらなる深い思考へと導こうとするのだそうです。

記事の2ページ目では、「欠乏感の克服」ということが書かれていて、とても興味深いです。欠乏感と成長を目指すことは、ある意味、切っても切れない関係にあるように思います。自分には何かが足りないという欠乏感があるからこそ、成功を目指そうとするのだと思います。満ち足りている人は、特に何も目指さず、欲しがることもありません。「あなたがいてくれたら、わたしはもうほかには何もいらないわ」状態です。とはいえ、この状態も多くの場合は、一時的な錯覚であることも多いように思います。時間の経過と共に欠乏感がおし寄せてくる。

そして、欠乏感というのは、人間誰しもが共有して持っていることだと思います。頂き女子りりちゃんが詐欺をしたのは欠乏感があったからだし、頂き女子りりちゃんに、男の人がお金を渡してしまったのも欠乏感だし、ホストがナンバーワンになりたがるのも欠乏感だし、そのホストを沢山のお金を使って応援するのも欠乏感のなせるわざなのだと思います。もちろん、これは昨今、世間を騒がしている特殊な例ではありますが、でも、自分が、誰かにとっての特別な存在(No.1)になりたいという気持ちであれば、ほとんど誰もが納得できるのではないかと思います。なので、欠乏感は誰もが持っているものですが、その欠乏感をどのように埋めようとするのかは、本当に人それぞれだと思います。わたしとしては、隙間時間を使って、わたしのブログを読んでいただき、少しでも楽しんでいただけたとしたら、わたしの欠乏感は満たされるのでございます。

 

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