日常日記

店長の日常

10時30分に起きる。体重60,9キロ、体脂肪率17,5パーセント。
6時くらいには目が覚めていたのだけど、寝ているのが気持ちよくて、なかなか起き上がるに気になれず、オーディオブックを聞いたり、うたたねしたりしながら、そのまま4時間くらいゴロゴロしていた。起きてからは、のんびり開店準備をし、シャワーを浴び、お店をオープン。開店時間(今日は12時30分)の10分前に、外の扉を開けたのだけど、すでに1組のカップルさんがお待ちであった。
その後、よい感じにお客さんが入ってくれ、雰囲気もよい感じだった。前半は静かめで、徐々に盛り上がりをみせていき、最後のほうは気の合うカップルさん同士の楽しい会話もあるという、スタンダードなエイジャナンバー。スティーリーダンの曲「aja」そのものの趣。
本日、2回目のご来店というカップルさんの彼氏さんが、帰り際、「ここは皆さんマナーがよくて、よいですね」と言ってくださり、うれしかった。エイジャの雰囲気、遊び方は、カップル遊びにおいて、わりとマイナーのほうだと思うようになったのだけど、そのマイナーな雰囲気がよいと思ってくれ、リピートしてくださる方がいるというのは、本当にありがたいことである。
先日、オープン後すぐに、2組のカップルさんがいらっしゃり、2組さんとも大部屋に入り、お互いに初対面だったけど、お話から始まるということがあった。ほかに誰もいないのだからそのままお話を楽しんでもらおうか、それともご注意を申し上げさせていただくか、少し迷ったのだけど、結局、「お楽しみ中、申し訳ございません。当店は特殊なカップル喫茶になりまして、まずは相互観賞からの雰囲気作りを大切にしておりますので、最初は、会話ではなく相互観賞からお願いできますか?」とご注意を申し上げさせていただいた。ほんと面倒なカップル喫茶だと思う。ご注意を申し上げるときは、いつも緊張する。注意されるのは誰だって嫌だから、ご注意を申し上げることで、「こんなめんどくさいお店、二度と来るか!」と思われてしまわないか、などと心配になってしまう。つまりは、お客さんが減ってしまうことが恐いのだ。でも、それでも、ご注意を申し上げるというのがぼくに課せられている使命だと考えている。エイジャのマナーとルール、遊び方に従わないといけないのはお客さまだけでなく、ぼくもなのだ。お客さまが、自分の欲望が暴走しないように気をつけないといけないように、ぼく自身も、自分の欲望(金銭欲)が暴走しないように気をつけないといけない。だから、ご常連さんで、ぼくと仲良くなったお客さまに対しても、ご注意申し上げないといけないときはご注意申し上げないといけない。エイジャの雰囲気というのは、何もしないで自然と与えられたものではなく、一組一組のカップルさんの心配りやご配慮の賜物なのだ。
夜、最初にご来店されたカップルさんの彼氏さんが、「夜は久しぶりに来たんですけど、駐車場がどこも満車で困りました。この辺、週末の夜は、駐車場、混むんですね」と言われ、え?そんなはずはない、と一瞬思ったあと、あ、そうだ今日は酉の市だった!と思い出し、「あ。そういえば、今日は酉の市が近くでやっているので、そのせいですね」と答えたら、彼氏さんは、「そういえば、熊手を持って歩いている人みかけた」とおっしゃり、「そっか。酉の市だったのか」と、納得されていた。その20分後に2組目のカップルさんがいらっしゃり、「今日はお車で来られました?電車ですか?」とお聞きすると、「電車です」と言われ、「じゃあ。大丈夫だったんですね。今日は近くで酉の市が開催されていて、駐車場がどこも満車だったみたいです」というと、彼女さんが、「はい。マスター、差し入れ」と言って、紙袋に入ったアンパンマンカステラをぼくに手渡しくれ、「おぉ!!」となった。酉の市のお土産だった。「これ大好きなんですよね~」と、ほくほくしながらいうと、「みんな好きですよね」と彼女さんは言った。たしかに、屋台のカステラ「ベビーカステラ」は、嫌いな人いないかもしれない。みんな大好きベビーカステラ。

受付けが終わると、ぼくは、新メニューのルイボスティーをいれ、ルイボスティーを飲みながら、早速食べ始めた。あっという間に全部食べてしまった。

夜の部、2組のカップルさんだけだったけど、とてもよい雰囲気だった感じ。皆さん笑顔でお帰りになられ、よい気分で1日を終えることができた。