本日2本目のブログ。
今年の直木賞を取った「極楽征夷大将軍」がとても面白そうなのであります。
「足利尊氏」が主人公のようで、まだ読んではおらず、今後も読む予定はないのですが、
内容紹介がとても興味深いんです。
やる気なし
使命感なし
執着なし
なぜこんな人間が天下を獲れてしまったのか?混迷する時代に、尊氏のような意志を欠いた人間が、何度も失脚の窮地に立たされながらも権力の頂点へと登り詰められたのはなぜか?
周囲に呆れられ、能力の無さを見破られ、
やる気も執着もない人間がなぜ天下を取れたのか?
なんともおこがましいことであることは重々承知しているのですが、天下人である足利尊氏の人生に我が人生と重なるものを感じてしまったのであります。
わたしも、周囲に呆れられてばかりのわたしのような人間が、なぜお店を構えるに至り、しかも、21年もやってこれたのか、不思議に思うのであります。
「極楽征夷大将軍」の著者である「垣根涼介」は、「信長の原理」という本も書いているようで、そのタイトルに興味を持ち、調べてみたら、この本もまたとても興味深い本でした。
内容紹介には次のようなことが書いてあります。
織田信長は、幼少時から孤独と、満たされぬ怒りを抱えていた。
家督を継ぎ、戦に明け暮れていた信長はある日、奇妙な法則に気づく。
どんなに鍛え上げた兵団でも、働きが鈍る者が必ず出る。その比率は、幼い頃に見た蟻と同じだ。人間も、蟻と同じなのか……と。
不変の“法則”と史実が融合した革新的エンタテインメント!
垣根涼介も、わたしと同じように、この世界の裏側で働いている力の不思議さに興味を持っている人なのだと思いました。
ヨガ仲間のてらさんが紹介してくれた「アメリカン・ビューティー」も、これがテーマになっていたりするんですよね。
ぼくが、この21年の間、ずっと感じているのは、ご縁の不思議さです。エイジャの営業を続けていくにあたって、わたしが知るべき必要なことは、誰かから知らしていただくことがほんと多いんですよね。また、大変な状況に陥ったときも、必ず、助けてもらえてきました。今後エイジャがどうなっていくのか、これはわたしにとっても楽しみだったりするのであります。