日常日記

店長の日常

風俗レポ

山下素童さんは風俗界の大谷翔平と称する、

このnoteがとても面白かった。

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以下の冒頭のボケが最高だった。

 

山下素童は風俗界の大谷翔平である。この点について、議論の余地も、説明の必要もないだろう

 

いやいや、議論の余地はあるし、説明の必要もあるだろう!というツッコミをいれるのは、野暮というものだろう。

 

でも、と言いながら、どうして、この方が、山下素童さんは風俗界の大谷翔平と評価するのかということは、この文章のあとで、すぐに説明される。

 

ともすれば気持ち悪いオッサンの文章となりがちな風俗レポを文学として昇華し、単行本を出すまでに至った軌跡は周囲から不可能と言われた二刀流を貫き、メジャーリーグという世界最高峰の舞台でトップ選手として君臨する大谷翔平と重なる。

 

たしかに、山下素童さんの文章は、一般的には、浅はかで低俗なものとされている「風俗レポ」というカテゴリーを超えた文学性、哲学性があった。影響されやすいぼくは、自分もこんな文章を書きたい!と思い、先日、TKさんと飲んだときに、山下素童さんの話をし、「ぼくも、風俗に行って、風俗レポをエイジャのブログに書いたら、お客さんに、結構、ウケるような気がするんですがどうですかね?」と言ったら、TKさんは、「いや、マスター、それはやめておいたほうがよいと思いますよ。ただでさえ、カップル喫茶というのは、世間的に、怪しい、近寄りがたい場所だと思われているんです。なのに、そこのマスターが風俗に行きまくって、風俗レポを書いていたら、さらに怪しさ満点ですよ。やめておくのが賢明というものでしょう」と、じつに冷静かつ、的確なアドバイスをいただいた。エイジャはみんなのものなのだから、エイジャのマイナスになるようなことはやってはいけないと思った。