本日3本目のブログ。
今日、図書館で以下の本を借りて来た。
とても面白い本である。エイジャの営業の仕方の参考にもなりそう。
この本の訳者序文に、
次のようなことが書いてあった。
従来の経済発展を支えてきたマネジメントの三種の神器「計画、組織化、コントロール」はその有用性を弱め、より探索と学習に満ちた新たなパラダイムが求められています。
この言葉は、「冒険の書」にあった、次の言葉に呼応していると思う。
「古いビジョン」と「新しい計画」では世界は救われない。世界を救うのは「新しいビジョン」と「計画の不在」である。
訳者によるまえがきに、
人々の間にある障害を取り除き、これまでの制約を突破する(ブレイクスルーを起こす)アプローチをまとめています。
とあった。
この本の著者は、企業から民族紛争、アパルトヘイトまで、対立する多様な人々の対話を前進させてきた伝説のファシリテーターということだけど、男女関係の間にある障害を取り除くための秘訣も書いてあるように思う。
また、こんなことが書いてあった。
本書は、変容型ファシリテーションによって、複雑さや対立に行き詰ったグループがいかにして行き詰まりを解消し、前に進むか、つまり共有するゴールに向かって協働して進展していくかについて、深い洞察を与えてくれる。
同時に、本書は共有ゴールというものの本質について強く訴えている。共有ゴールとは、愛、力、正義を互いに高め合い、支え合うように共に生きることを学ぶことである。このファシリテーションがいかに困難なものかが分かる。
ファシリテーションに共通するのは、第三者を必要とすること、そして、第三者が自らの行動や介入によって当事者が前進できるような「器、鎮められた状況、文化の島」を作り出すプロセスであることだ。
これを読んで、ぼくはエイジャを、当事者(カップルさん)が、お互いの意見の違いなどを乗り越え、前進できるような「文化の島」のようなものにしたいなと思った。22年目は、「対話」というものを意識してみようかな。