日常日記

店長の日常

シリーズ「セックスレス」・その2

シリーズ「セックスレス」の2回目になります。

 

今日は、

セックスレスの原因について、

考察してみようと思います。

 

夫婦間、恋人間において、

セックスレスになる要因は、

さまざまあると思いますが、

女性の性が解放されたということも、

一つの要因なのではないかと、

わたしは考えております。

 

わたしは、20代前半の学生時代に、

立花隆の「アメリカ性革命報告」という本を読みました。

 

この本によりますと、

1960年代から70年代のアメリカにおいて、

女性の性の解放を謳う、

性の革命が起こったということです。

 

それまでは、

女性は、性的に抑圧されていたんですね。

 

でも、性革命が起こったことで、

「女性だって、セックスで気持ちよくなりたい!」

と多くの女性が主張し始めたようです。

 

この話題については、

旧日常日記で8年前にも話題にしましたので、

詳しいことは、こちらをご覧ください。

 

blog.a-ja.jp

 

「女性だってセックスで気持ちよくなりたい」

と主張し始めたことが意味することは、

すなわち、

セックスにおいて、

女性を気持ちよくしてあげる義務が、

われわれ男性に生じたということになります。

 

つまり、

 

「前戯はささっと済ませ、

女性が濡れてきたらすぐに入れ、

自分がイッたら、ハイ終了」

 

みたいな、

自分本位で、

女性を満足させることができない、

セックスをする男性は、

男として失格の烙印を押されることになってしまったわけです。

 

このことで、

男性にとって、

自分のパートナーとのセックスのハードルが上がり、それでセックスが面倒になったという男性もいるように思います。

 

こんな風に書きますと、

女性読者さんの中には、

 

「じゃあ、セックスレスの原因は、

女性のほうにあるってこと?」

 

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

決して、そういうことが言いたいわけではありません。

 

何かの問題を考えるには、

いろいろな角度から物事を考えるという、

多角的なアプローチを取ることが、

とても重要だと思っているんですよね。

 

そうでないと、

問題の全体像は見えてこないと思うのであります。

(って、このシリーズで問題の全体像が浮かび上がってくるかは分かりませんが)

 

それに、

セックスレスで悩むカップルさんの中には、

女性のほうがしたくないというケースも多いと思います。

 

割合としては、

半々くらいになるんですかね。

 

これは統計を取ってみないと分からないですよね。

 

でも、女性の性が解放され、

女性が大っぴらに性を語れるようになったことが、

カップルさんのセックスレスの要因になる場合もあるのではないかと思われるのであります。