日常日記

店長の日常

11時30分に起きる。
今日はGW最終日。GW中はたくさんのカップルさんにお越しいただくことができたけど、今日は穏やかなお客さまの入りだった。日曜日はたまに爆発するときがあるけれど、基本的にお客さまの入りは穏やかな傾向がある。それは、エイジャ全盛期でも変わらなかった。そういうこともあって、日曜日は、ぼくにとって「癒やしの曜日」という感覚がある。大忙しの金・土を終え、日曜日はのんびり、ホッと一息つく。そんなことが多かった。そして、今日もそんな感じだった。
今日は、起きる前に、布団の中で「歎異抄」を3回も聴いてしまった。歎異抄は800年前に書かれた書物ということだけど、これはほんとすごい書物だなあと感じる。司馬遼太郎は「無人島に1冊持っていくなら歎異抄だ」と言ったそうだけど、その気持ちも分かるような気がする。歎異抄の前では、夏目漱石も村上春樹もかすんでしまう。というより、夏目漱石も村上春樹も、最終的に目指していた(いる)ところは、歎異抄に書かれていることのような気がする。夏目漱石と村上春樹が書いていることを一言で言うとしたら、「人間の業」と言ってもよいかもしれないと思ったりする。そして、ぼくの一番の興味もそこにあるような気がしている。