日常日記

店長の日常

今日も12時過ぎに起き、ヨガもジョギングにも行かないまま、お店をオープンした。最近は、体組成計にも乗っていないし、生活からルーティーンというものがなくなった。やっぱり、何かしらのルーティーンというのはあったほうがよいのかもしれないな。じゃないと、生活は乱れていく一方だ。

今日は1組のカップルさんの貸し切りで、残念ながら4日連続のコンプリートとはいかなかった。もし4日連続だったら、エイジャ史上初めてのことだったかもしれないけど、記録を付けているわけではないから分からない。1組のカップルさんの貸し切りだったから自由に使ってもらい、ぼくはまた横になって寝た。すっかり、熟睡してしまっていたようで、目を覚ましたときは、自分がいまどのような状況に置かれているのか判別がつかなかった。お店の中にいるのは分かったけれど、お客さまがお店の中にいるのかいないのか、いたとしても何組のカップルさんがいらっしゃるのか分からず、しばらく布団の中で思案した。その末、「あ。1組のカップルさんの貸し切りだった」ということを思い出した。その会員さんがお帰りの際ぼくに、「本当はいけないことかもしれないけれど、すみません、寝てました」とおっしゃった。会員さんお二人もぼくと同じく寝ていたのだ。ぼくは、「全然大丈夫ですよ。1組のときは自由にお過ごしください」と言った。そのあと、受付の前でカップル喫茶やハプバーについて、いろいろとお話をした。その会員さんは、カップル喫茶歴が長い方だったから、今はもう無くなってしまったカップル喫茶についての話で盛り上がった。カップル喫茶全盛期は、全国に何店舗あったんだろう。これまで7,80店舗くらいのカップル喫茶が存在したのではないだろうか。もしかしたら、もう少し多いかもしれない。いまもこうしてエイジャが存在し、エイジャの中でゴロゴロしていられるのは、とても幸福なことなのだと思う。これ以上の幸福を望んではいけないくらい幸福なことだと言ってもよいかもしれない。来てくださっているお客さまには本当に感謝である。

営業が終わってから、横になりながら「吾輩は猫である」を聴いていたら、また寝てしまった。起きてから、今日は身体を動かしていなかったから、ジョギングに出かけ、5キロほど走り、関内駅の地下マリナードのインド料理屋で、チーズナンのセットを食べた。ここのチーズナンは、チーズがたっぷり入っているのが、とてもうれしい。普通のナンを追加で注文したら、インド人スタッフの方に「すみません。夜は、食べ放題ではないんですよ」と言われたので、「お金払います」と羽振りのよいところをみせた。インド料理屋をでたあとは、また「セックル」に行った。ぼくは、ノンアルビールを頼んだ。走ったあとのノンアルビール格別である。「マスターも何か飲んでください」と勧めると、マスターは、「じゃあ、今日はぼくもノンアルビールで」と珍しいことをいった。聞くと、明後日の結婚式に備えて、いろいろと準備があるから飲めないということだった。マスターに、これから結婚するに際しての心持ちを聞いたら、「あんまり、変わらないんですよね。向こうは名前が変わるけど、ぼくは変わらないですし」と言った。ぼくはそれを聞いて、「いやいや、マスター、結婚というのは常に二人で変化をし続けないといけないといけないものですよ。二人で変わっていかないとダメですよ」と思ったけど、口には出さなかった。