日常日記

店長の日常

9時に起きる。体重57,9キロ、体脂肪率13,7パーセント。
久しぶりに体重を計ることができた。6日ぶりだった。
6時頃、一度目を覚ましたのだけど、布団の中で「明暗」を聴いていたら、また寝てしまった。「明暗」最高だ。こんな面白い小説をぼくは読んだことがあるのだろうか?と思うくらい面白い。よく、「○○をしないと人生半分を損している」ということが言われるけれど、ぼくにとってそれは、夏目漱石となった。夏目漱石を読まないと人生半分どころか、9割くらい損をすることになってしまうのではないだろうか。ジョギングから帰ってきてから、1973年に公開された映画「心」をみた。監督は、新藤兼人。とても有名な監督だと思うけど、新藤監督の作品をぼくは初めてみたような気がする。1973年というと、ぼくが生まれた年になるのだけど、その年の街並みの風景がみれたのが、なんかよかった。Wikipediaによると、新藤監督の世代で「性と人間」についてこれだけ取り組んだ映画作家は稀ということらしかった。そのことを知っていたら、もしかしたら、ぼくは、もっと前に、新藤映画をみていたような気がする。性をテーマにしたものはわりと好き。先日は、高齢者の性をテーマにした「茶飲友達」をみたばかりだった。「茶飲友達」はじつによい映画で、ぼくは何度も感動で涙を流してしまった。性というものは、生まれてから死ぬまで、つきまとってくるものなんだなって、改めて感じた。性とどのように向き合っていくかというのは、永遠のテーマなのではないだろうか。