日常日記

店長の日常

9時30分に起きる。開店の30分前だった。8時に一度目が覚め、そのまま起きようと思ったのだけど、あと30分くらい寝たいと思って横になったら、それから1時間半も経過してしまった。昔は、開店時間の30分前に起きることはよくあったけど、今日は、すごい久しぶりだった。急いで開店準備をしたために、シャワーを浴びれなかった。
今日は、「ロングデー」と称し、営業時間を10時から18時までにしてみた。「あさわけデー」よりも営業時間が2時間長いので、皆さんにご来店予定時間を予約カレンダーに書いてもらったところ、みなさん大体ご予定通りにご来店くださり感動した。午前中に5組のカップルさんにいらしていただくことができた。ある男性会員さんの方から、「予定時間を書くのはよいかもしれないですね」と言われ、ぼくもそうかもしれないと思った。ただ、自分があまり時間に縛られたくないタイプということもあって、お客さまにも、あまりそういう思いをさせたくないという気持ちがある。そもそも、エイジャにおける予約はすべて仮予約的な意味合いだから、予約を入れたからといって、その日に必ず来なければいけないという義務的なところはまったくないから、ご来店予定時間を書いたからといって、その日にお越しくださるかどうかというのは分からない。でも、ご来店予定時間を書いてもらうメリットのほうが大きいような気もする。しばらく、ロングデーで様子をみながら、今後どうするか決めようかと思う。けど、ロングデーなのに、16時前にはほとんどのお客さまがお帰りになり、現在は1組のカップルさんがご滞在してくださっているだけである。ぼくの考えでは、午前中から午後の早い時間、午後から夕方までの時間の2部制的な盛り上がりになればよいなという思惑があったのだけど、毎度のことながら、思惑通りにはいかないものだ。
昨日、アマプラで「セックスの向こう側~AV男優という生き方」というドキュメンタリーをみた。1時間半あったけど、一気にみてしまった。出演しているAV男優の方々は、全員魅力的だった。彼らには隠し事のようなものはほとんどないような気がした。しみけんは「う○こ」を食べたことを堂々と語っていた。また、ほかのAV男優は、父親がAV男優で、その縁で自分もAV男優になり、共演したこともあると言っていた。彼らは、普通に人生を生きていくためには隠す必要があることを、おおっぴらに話して、それでいて恥じることがなかった。人が不幸になった原因は「プライバシー」というものが文明の勃興と共に生じたからではないかと思ったりする。旧約聖書のアダムとイヴは、神に食べるなと禁じられていた、善悪を判断する知恵の実を食べた瞬間、自分の性器が露わになっていることを恥ずかしく感じ、葉っぱでそれを隠した。その後、神によって、楽園から追放された。そうであるなら、ぼくたちが楽園へと戻るためには、善悪を判断する知恵の実を吐き出し、恥じらいを感じることなくパンツを脱ぐほかないのかもしれないと、そんなことを思った。