日常日記

店長の日常

8時に起きる。体重57,9キロ、体脂肪率12パーセント。
いったん4時過ぎに目が覚め、そのまま起きようかとも思ったのだけど、布団の中で「道草」の続きを聴くことにし、聴いていたら、二度寝をしてしまった。「道草」は、「こころ」の次に発表された作品とのことだ。その次は「明暗」なのだけど、「明暗」は漱石が執筆の途中で亡くなったため、未完のまま終わってしまったらしい。とりあえず、「道草」のあとは「明暗」を聴き、そのあとは、「我が輩は猫である」とか「坊ちゃん」とかを聴いていく予定。年内には、漱石作品をコンプリートしたいと思っているのだけど、できるだろうか。途中で、プツリと興味がなくなってしまうことが自分にはよくあるから、ちょっと心配。
起きてからは、WBCをみようかと思ったのだけど、やめて、先にヨガをやることにした。ヨガが終わってから、パソコンを立ち上げ、アマプラでWBCをみると、2回の裏で、日本はアメリカに0対1と負けていた。でも、村上のホームランですぐに同点に追いつき、そのあと逆転に成功した。その後、しばらくの間、WBCをみていたのだけど、緊迫の試合展開に疲れてしまい、途中で、みるのをやめ、ネットでニートの男性のブログをみることにした。この男性の年齢は30歳とぼくよりも20歳も若いのだけど、文章が上手で、内容も面白く、いろいろと勉強になる。この年になると、「この人の書く文章よいな」と思う人のほとんどが、年下だったりする。夏目漱石でさえも今の自分よりも年下だったと、先日知り、驚いた。享年は49歳ということだった。てっきり、64,5歳くらいで亡くなったのだろうと思っていた。お札の写真も、あれは60代にしかみえない気がする。
10時40分に、最初のお客さまがご来店された。開口一番、「昨日までたくさんのご予約が入っていたのに、急に減っちゃいましたね。その理由を考えてみたのですが、たぶん、WBCですね」と言われ、そうか、そうだったのかと思った。ぼくも、今日のご予約の急激な減少を不思議に思っていて、その理由が分からなかったのだけど、そうかWBCだったのか。昨日は一時期、10組近くのご予約が入っていたのに、夕方に予約カレンダーを見たら、2組にまで減っていて、一瞬、違う月のカレンダーをみているのかと思ってしまった。2組目のお客さまも、同じように、開口一番、「昨日までご予約がたくさん入っていたのに、急に少なくなってしまいましたね」と言われた。ぼくが、「いま、いらっしゃっている会員さんともお話していたのですが、WBCの決勝が原因なのではないだろうかって」というと、「そっかあ。なるほど、WBCだったんですね」と言われた。結局、今日のエイジャは2組さまのご来店で終わった。WBCは、日本の劇的な勝利で幕が降りたのだけど、最後の場面、投手が大谷翔平で、打者がトラウトで、大谷翔平がトラウトから空振り三振を奪って、試合が終了するという、漫画でも描けないようなあまりにも出来すぎな展開過ぎて、現実味が薄れた。今シーズンの大谷翔平はサイヤング賞とホームラン王のタイトルを取り、ワールドシリーズMVPを取って、終わりそうだと思った。