日常日記

店長の日常

4時に起きる。トイレ(小だけ)のあと、体重計に乗ったら、ジャスト55キロだった。急に、500gも減るわけないから、これは水分で減ったのだと思う。でも、あと少しで、54キロ台になるところで、ちょっとビビった。どこまで、体重は落ちてしまうのだろうか。特別、食べるのを我慢しているわけではないのに、あまりお腹が空かない。すっかり痩せこけてしまった。ブログを読まずに、久しぶりにご来店いただいた会員さんには、何かの病気にかかってしまったのかと心配されてしまうかもしれないと心配になる。でも、ある意味、エイジャをオープンしてからこの20年の間で、今が一番、体調がよいかもしれない。朝はすっきり目が覚めるし、日中眠くなることもほとんどなくなった。あれだけ、寝てばかりだったのに。睡眠障害は相変わらずだけど、眠りの質は深くなってきているような気がする。そういえば、最近はまったく悪夢にうなされていない。寝てばかりだと、しばしば悪夢にうなされる。

今日はお休みだったから、カーシェアで塔ノ岳に行き、無補給トレランを試みた。昨日は無補給ランで、今日は無補給トレラン。アホなんじゃないかと思う。でもそれだけ、100マイルレースのUTMFを無補給といってもよいくらいの量しか食べずに完走し、5位でゴールをした山田陽介さんの記事に心が動かされてしまったのだ。どうやらぼくは、これまでの常識が覆されることに弱いみたいだ。初めて、「Born to run」を読んだときも、「人はこれほどまでの長距離を走れるのか」と衝撃を受けた。そうなると、居ても立ってもいられなくなる。自分で試してみたくなってしまう。とはいえ、もちろん、無理はしない。今日も、念のため、朝ごはんをザックに詰め込み、行動食も多めに持った。結果は、塔ノ岳の山頂まで、何も食べなかった。でも、経口補水液を500ml飲んだ。今日初めて知ったのだけど、経口補水液のカロリーは、100mlで11kcalということだった。だから、500ml飲んでも、55kcalにしかならない。でも、体は少しでも栄養を欲しているであろう、ぐびぐび飲んでしまった。それほど苦労もせず、山頂に着いたけれど、でも、出発前に朝ごはんを食べたり、途中で行動食を口にしていれば、もっと楽に登れたと思う。確実に。

山頂では、朝ごはんとしてもってきていた、栗ごはんのおにぎりを1つ食べた。お茶碗の半分くらいの量をラップに包み、全部で3つ用意していた。まだ食べたりない気がしたから、フリーズドライの味噌汁をお湯で溶いて飲んだ。めちゃめちゃうまかった。先週、蛭が岳山荘に泊まったときも、飲んだのだけど、美味だった。山で飲む飲み物としては、味噌汁が一番おいしいかもしれない。味噌汁を飲んだら、お腹が満たされた気がしたから、下山することにした。登山は、下山のほうが危険だから、途中、空腹でふらつくなんてことがあってはいけない。死ぬ。1時間くらいして、またお腹が空いたから、「茂園」の台湾菓子を食べた。それ以降は、何も食べずに下山した。

その後、登山口のお豆腐屋さん「山守茶屋」で、豆乳を買い、空きっ腹に豆乳を投入した。「大豆の甘みが分かってすごく美味しい」という感想を抱くことを期待しながら飲んだのだけど、濃厚な豆乳はあまりおいしくなかった。醤油も薬味もない、ただの豆腐を液体にしたという感じだった。それが豆乳というものなんだろうけど。