日常日記

店長の日常

毎日走るコツ

4時50分に起きました。

 

体の状態が良いと、

朝もスムーズに起きられますね。

 

以前は、調子が悪いときも、

調子が良いときと同じように、

朝頑張って起きようとしていたこともありましたが、

今はそういうことをするのはやめ、

疲れが残っているように感じられたときは、

疲れが取れるまで寝るようにしています。

 

できれば、

毎朝同じ時間に起きて、同じ時刻にジョギングに出かけるようにしたいんですけどね。

 

それは、いまのところ、

ぼくには難しいようです。

 

6時からジョギングに出かけました。

 

もうすぐラン歴が丸6年になりますが、

コロナをきっかけに、

6年目にして、ようやく、

ほぼ毎日走ることを習慣化することに成功いたしました。

 

そして、

ぼくなりに、毎日、走るコツというのが分かってきたように感じております。

 

そのコツには2つあります。

 

1つ目は、「時間の概念を取り入れないこと」

 

2つ目は、「走ることに何も求めないこと」

 

であります。

 

1つ目の、「時間の概念を取り入れないこと」から、

説明させていただきますと、

人は、普段、無意識のうちに、

過去・現在・未来という時間の概念を取り入れて生活していると思うんですね。

 

「過去にこういうことがあったから、

いまこうである」とか、

 

「未来にこうなっていたいから、

いま、これをしよう」といった感じです。

 

ランニングで説明いたしますと、

 

「過去にこれだけ走ってきたのだから、

いま、これだけ走れるはずだ」とか、

 

「未来に、これだけのタイムで走りたいから、

今日は、このくらいで走ろう」

 

といった具合に、

時間の概念を取り入れるようになりますと、

走っているときに感じられる気持ち良さが減少してしまうんですよね。

 

毎日気持ち良く走るためには、

毎日新鮮な気持ちで走ることが大事だと思っているのですが、

でも、時間の概念を取り入れてしまうと、

新鮮さが失われてしまうのであります。

 

毎日、その日、その時の体の状態を敏感に感じ取って、

ペースや距離を調節することが、

毎日走るためのコツだと思います。

 

2つ目の、「走ることに何も求めないこと」ですが、

これは、1つ目の「時間の概念を取り入れないこと」にも関連するのですが、

おそらくは、9割以上のランナーは、

走ることで、何かを得ようとして走っていると思います。

 

いや、ぼくも含めて、すべてのランナーが、そうであると言っても良いのかもしれません。

 

何かを得るための手段として、

走っているんですよね。

 

その何かとは、

体重を減らすためとか、体力をつけるためとか、フルマラソンを完走するためとか、

目標とするタイムを達成するとか、ストレス解消のためとか、体質改善のためとか、

といった具合です。

 

確かに、ぼくの経験からいっても、

走ることで得られるものって、

たくさんあるというのは事実だと思います。

 

でも、走ることで得られるものって、

大抵は、走っていれば、求めなくても得られるものなんですよね。

 

というのも、

走ることそれ自体に、

すでに、内在的な価値が備わっているからです。

 

なので、ただ気持ち良く走ればいいだけなのであります。

 

それなのに、

求めなくても得られるものを求めて走ると、

どうしたって、求めすぎになってしまいます。

 

そして、求めすぎてしまうことで、

走ることで感じられる気持ちの良さが減じてしまうのであります。

 

ぼくの理想とする走りというのは、

走りたいという衝動に従ってただ走る、走りであります。

 

でも何かを求めて走ると、

走りたいという衝動を感じることが難しくなってしまうんですよね。

 

以上、ぼくなりの、

毎日楽しく走るコツでした。