6時に起きる。
起きてしばらくしてから、
ジョギングに出かけようとしたら、外は雨だった。
というわけで、走りに行かず。
なぜか嬉しい。走るの好きなはずなのに。
ちょっと疲れているのだろうか。
少し前までは、
雨でも構わず走りに行っていたのに、
最近では、雨の中、走ろうとは思わなくなってしまった。
でも、防水のシューズを買おうかどうか、ちょっと迷ってる。
雨で、億劫だなあと思っても、
一旦、走りに出てしまえば、
全然気にならなくなり、むしろ、気持ち良ささえ感じたりもする。
日々の日常的なランニングで、
走りに行って後悔したことは一度もない。
走りに行かなくて後悔したことは、たくさんあるけど。
一応、買っとくか。
でも、買ってしまったら、
雨の日に、走りにいかなかったら、
なんだか自分に負けた気にならないだろうか。
まあ、いつも自分には負けっぱなしだから良いんだけど。
今日の営業が終わってから、
行きつけの1,000円カットに行った。
お店の中には、
60代くらいのおじさん一人だけだった。
いつもは、40代後半くらいのおじさんと、
二人体制のはずなのに。
なので、少し待たされた。
「お待たせしてすみません。
もう一人いるんですけど、いま休憩中で。
もう帰ってきても良い頃なんだけど」とおじさん。
「そうなんですね。
でも、休憩しないと大変ですよね。
オープンから最後まで、ずっといるんですよね?」とぼく。
「そうですよ」
「朝10時から、夜は9時まででしたっけ?」
「いえ、今は夜は7時半に終わり」
「そうなんですか。
それでも、立っている時間が多いから大変ですよね。
お休みは、週2回くらいあるんですか?」
「そう。週2回。じゃないと疲れが溜まってやってられないよ。
お兄さん、接客業?」
一瞬、ドキっとする。
(仕事を聞かれたら、なんて答えよう?)
そう思いながら、
「はい。そうです」と言うと、
「やっぱり。人の痛みが分かる人だね」
そう言われた。
ぼくの中では、
立ち仕事の人はみんな大変、
そんな固定観念があるだけなんだけど。
髪を切ってさっぱりしたあと、
上ロースかつ定食を食べた。