日常日記

店長の日常

11時に起きる。体重57,4キロ、体脂肪率15,2パーセント。

広末涼子の不倫の件が、いまだ世間を騒がしている。まだしばらく続きそうだ。この件に関して、連日、さまざまなニュースがヤフーニュースに上がってきており、大体、目を通している。いろいろととても興味深く、いろいろなことを考えさせられる。広末涼子に対して批判的な人もあれば、擁護する人もあり、キャンドル・ジュンに批判的な人もあれば、擁護する人もある。また、交換日記が流出した件に関して、「プライバシーの侵害なのでは?」という意見を言う人もある。また、CMの降板で、違約金が数億円になるというニュースもたびたびでる。こういったこと全てに、あれやこれやと書きたいことがたくさん浮かんでくる。でも、全部取り上げるとなると大変だから、今日は、このニュースについて書いてみようと思う。

 

news.yahoo.co.jp

 

でも、このニュースそのものというより、このニュースを読んだ識者のこのコメントが気になった。

 

確かに個人としての広末涼子が不貞に至るには様々な理由があったとしても不思議ではなく、一方的に責められるべきものではありませんが、CM契約をしていてイメージを売っている芸能人としてはスポンサーに全く言い訳の出来ない行為です。広末涼子さんが、この、個人としての側面と、芸能人としてイメージが商品になっていることとをちゃんと分けられて考えられていないのではないかと考えられます。

 

このコメントは現代社会のありようが的確に表現されていると思ったのだ。現代社会のありようは、イメージで成り立っているということである。イメージといえば聞こえがよいけれど、もっとはっきり言ってしまえば、「嘘」、または「虚偽」である。「嘘」や「虚偽」という言葉が悪ければ、「理想の姿」と言ってもよいかもしれない。どちらにしても、つまるところ、人間のありのままの姿は現代社会においては隠されており、隠すべきものだとされているということである。そして、そのことが当然なこととして自然に受け入れられており、疑問視されることは一切ないというのが、現代社会の特徴と言えるのではないかと思うのである。