日常日記

店長の日常

9時20分に起きる。

5月も今日で終わり。来月6月が終われば、エイジャはめでたく21周年を迎える。ぼくのような適当でだらしがなく、人格的にも難がある人間が、21年もの長きに渡って、お店を維持することができたというのは、本当に奇跡的なことだと実感している。先日、図書館で「遠くへ行きたければみんなで行け」という本を借りてきたのだけど、この本を読むと、「うんうん」とうなずっきぱなしだ。ほんと、みんなでやってきたのだ。入れ代わり立ち代わり、いろいろな方との出会いと別れを繰り返しながら。ほんと、多くの方から、有益なアドバイスや知恵をいただいてきた。エイジャという空間は、みなさんで共有する公共の場所だけど、エイジャを存続させることができてきた知恵のようなものも、みなさんと共有したいと感じている。このような知恵のようなものは、お二人の関係を良好に保ったり、平和な家庭を築いたり、仕事を円滑にすすめるためにも、役立つのではないかと信じているところがぼくにはあって、それで書いているところもあったりする。さっき、「遠くへ行きたければみんなで行け」を適当に開いたら、「人間はそれぞれ変人だ」とあった。続いて、「僕は人間であることの理解が急速に失われつつある世界の中で、人間でありつづけようとしているだけだ」と書いてあった。世間一般の常識的な価値感からすれば、エイジャ遊びが好きな方というのは、「変人」というカテゴリーに入れられてしまうことが多いように思うけど、でも、21年近くエイジャをやらせていただいてきて思うのは、エイジャ会員さんたちほど、人間的な方は、そうそういないのではないだろうかということである。ほんと、人間的な魅力に富んだ人たちが多すぎる。そんなエイジャ会員さんたちに、長きに渡って応援や励ましをいただくことができたことに、ほんと勇気づけられてきた。心の底から「ありがたいなあ」と思う。