6時に起きる。
6時15分からジョギングに出かけ、
1時間くらいで切り上げ、
朝ごはんを食べてから、
桜木町の映画館ブルク13に向かった。
遅ればせながら、
鬼滅の刃をみてきた。
鬼滅の刃が話題になってからというもの、
しばらくの間は、ほとんど興味がなく、
世間の鬼滅の刃の盛り上がりは、
ぼくにとって、対岸の火事的な存在で、どこ吹く風といった感じだったのだけど、
そんなぼくにさえ、
世間の鬼滅の刃フィーバーの波は襲い掛かってきたのである。
先月のことである。
10年来のお付き合いになる会員さんがご来店された際、
「マスター、鬼滅の刃って興味ある?」
と聞かれ、
正直、ほとんど興味はなかったのだけど、
そう聞いてくる会員さん(男性)の目は爛々と輝いており、
「あんまり興味はないですね~」
とは言えないような圧を感じたので、
「え、ええ。興味だけなら多少はありますよ」
と答えたところ、
その会員さんは、カバンの中をごそごそとし始め、
鬼滅の刃のDVDを取り出し、
「貸してあげるから観なさい」
そう言って、
ぼくに「きめハラ」を食らわせてきたのである。
そういうわけで、
興味がなかったぼくでも、
鬼滅の刃を観ることになり、
(全部見終わるまで、ちょっと時間がかかってしまったのだけど)、
今日、その会員さんがご来店されるということもあって、
オープン前に映画を観てきたのであった。
結論から言うと、良い映画だった。
観ると、元気になる映画だった。
これだけ流行る理由も分かるような気がした。
そういえば、
その会員さんからはいろいろなものを紹介されてきたな。
すぐに思いつく限りでは、
「パズドラ」、「アナと雪の女王」、「カメラを止めるな」、「陸王(小説)」、
「ラーメン二郎」などである。
その会員さんから紹介されなければ、
「陸王」以外は、すべて手を出さなかったような気がする。
陸王に関しては、
走ることが好きだから、
紹介されていなかったとしても読んでいたような気がする。
でも、考えてみたら、
会員さんたちに世間の風を届けてもらっていることで、
世間との接点を保っていられるのかもしれないな。
ありがたいことである。