日常日記

店長の日常

今日も何時に起きたのか忘れた。でも、8時前には起きたと思う。起き、パソコンを開き、昨日、LINEをくれた女性会員さんにメールをする。LINEはとても便利だけど、長い文章が書きづらいし、長い文章はLINEでは基本的に敬遠される傾向があるように思う。ぼくは、長い文章を書くのが好きなのだと思う。短くしようと思っても、つい長くなってしまったりする。だから最近は、LINEでやり取りしている人に対しても、メールで返信することもある。LINEは自分には合わないなあと感じることしばしばである。楽しいことも多いのだけど。
返信を終えると、「さて、今日はどうしようか?」と思った。今日はお店は休みである。とりあえず、今日の夜のヨガの予約を入れる。昨日、約1ヶ月ぶりにヨガに行き、「やっぱり、ヨガのレッスンは自分には必要だなあ」としみじみ実感した。この1ヶ月間、お店の中で時々ヨガらしきものはやっていたのだけど、先生の元でヨガを受けるのとは、全然違うなと思った。だからこそ、お金を取れるのだろうけど。
ヨガの予約をしたあと、そうだ!役所広司主演の映画「パーフェクトデイズ」をみよう!と思った。映画館で予告編をみたときから気になっていて、みようみようと思いつつ、なかなかタイミングが合わなかった。調べたら、ブルク13で11時10分から上映の回があることが分かり、早速、席を予約し、10時半過ぎにお店を出、ブルク13に向かった。スクリーンは、全部で100席の、ブルク13の中では、小さめなスクリーンだったけど、半分近くが埋まっていたように感じた。そして、観客のほとんどは、51歳のぼくよりも、ご年輩の方ばかりだった。中には、80代、それこそ90代では?とおぼしき人もいた。高齢者の正確な年齢はよく分からないところもあるけれど、79歳の母親よりも年上であろうと思われる人が多かったことに、ちょっとびっくりした。この映画のことは、どこでどう知ったのだろうか?とちょっと疑問に思った。映画の内容はといえば、すごく、すごくよかった。ぼくが、もしエイジャが無くなったとしたら、その後にしようと思い描いていた生活に近いものがあった。あそこまでキチンとやることはぼくには到底無理だけど。映画をみながら、便利さを取り入れるということは、それまで気づかずに享受していた豊かさを、知らず知らずのうちに、代償として支払っているところがあるような気がした。
映画を見終わり、その余韻に浸りながら外に出、どこかゆっくりできるところで、何か食べようと思いながら、探していたら、すぐ近くに「MOS PREMIUM」と書かれた看板をみつけ、モスバーガーにプレミアム店があったなんて知らなかったから、とりあえず、入ってみることにした。ハンバーガーのセットが1750円と、さすがにプレミアム店だなと思ったけど、ソファーが高級レザー(たぶん)ソファーで、なんとも座り心地がよい。一人なのに、「どうぞこちらへ」と、4人席に案内してくれたのも、特別感を感じさせてくれてよかった。ハンバーガーは美味しかったけど、ナイフとフォークでどう食べればよいのかよく分からず、結局、ぐちゃぐちゃになってしまう。食べ終わってから、持ってきていた「ポメラ」で、この日常日記を書いているのだけど、なんだかとても幸せな気分だ。まさに、パーフェクトデイズ気分。