日常日記

店長の日常

音楽と温泉が織りなす至福の一日

今日のぼくの体。

6時ころには目が覚めていたのだけど、布団の中で「虞美人草」を聴いたりしながら、ぬくぬく過ごす。今日は、お昼ごろまで、そのまま布団の中でぬくぬく過ごそうかと思ったのだけど、ぼくの場合、怠け癖がつくとなかなか治らないことも多いから、箱根の天山に行くことにし、9時によいしょと起き上がった。カーシェアを予約し、10時に出発する。天気がよくドライブ日和であった。ドライブ中は、ずっと「虞美人草」を聴いていた。楽しい。途中、少し渋滞にはまったけれど、まったく気にならなかった。天山につくと、すぐに温泉に入る。温泉から出ると、天山の読書室で、そこにおいてあった「キャッチャー・イン・ザ・ライ」(サリンジャー著・村上春樹訳)を読む。5,6ページ読んだところで、また温泉に入りに行く。髪を洗い、温泉に入り、出てから、食堂でステーキ重を食べた。普通。天山ではやはり、一番人気の麦とろ定食を食べるのが一番だなと思った。体に優しい感じがしてよい。ステーキ重を食べ終わると、帰ることにした。帰りは、スティーリー・ダンのアルバムを聴きながら帰った。スティーリー・ダンの曲を聴き、よい気分になっていると、ふと、夏目漱石とスティーリー・ダンの共通点がぼくの頭の中に浮かび上がった。それは何度も聴いても(読んでも)、飽きがこないところだ。新潮社の「新!夏目漱石」のページのキャッチフレーズに、「漱石は、いつも、私たちに新しい」とあるけれど、漱石もスティーリー・ダンも、いつの時代になっても色あせない新しい魅力を、その時代時代の人たちに放っていくのではないだろうかと思った。