日常日記

店長の日常

飲尿

本日2本目のブログ。

今朝、「健康」について、いろいろと調べていたら、ふと「幕内秀夫」のことを思い出した。ぼくが生まれて初めて、自炊をしようと思うきっかけになったのは、「幕内秀夫」の本を読んだからであった。「幕内秀夫」については、「旧日常日記」で、何度か話題にしているのだけど、初めて話題にしたのは、2012年の10月だった。

blog.a-ja.jp

幕内秀夫の本を読み、健康的な食事は、手間暇かからず、しかも、お金もまったくかからないということを知り、とても心が楽になったのだった。

 

久しぶりに、幕内さんのことを思い出したぼくは、まだブログとかやっているのかなと思い、検索してみたら、まだまだご健在であり、ブログの内容もとても面白かった。特に、この記事が面白かった。

ameblo.jp

(幕内さんのブログは、前半が食事と健康についてのニュースの紹介、後半が幕内さんの感想という形式が多く、初めて読むと、どこからが幕内さんの見解なのかが分かりづらかったりします)

この記事で紹介されているニュースの出所は、こちら。

 

diamond.jp

 

 

幕内さんのブログを読み、江戸時代に「馬糞健康法」なるものが流行ったなんてことを知り、びっくり。生娘の経血は聞いたことがあるけど、これは健康というより、若返り的なことではなかったか。どちらにしてもおんなじようなことか。

現代でも、一昔前、「飲尿療法」なるものが流行ったことがあった。先月、山友と山に登っているときにも、この飲尿療法の話題になった。山友とはよく、健康についての話をする。ぼくが、「昔、話題になった飲尿療法ってあるじゃない。あれは、どんな学者が言い始めたのだろう。馬鹿馬鹿しいよね」と山友に言ったら、山友は、「いや、あれは効果があったという話しもあるから、実際に効果はあるかも」とも言うから、「いやいや~、んなわけないよ。体が不要だと判断したものが、体から排出されているというのに、それをまた飲んで、体に戻したら、体としては、なんてことしてくれるんだと怒ると思うよ。同じ仕事を2度もやらされるんだから」と言ったら、山友は「あははは」と笑っていた。

飲尿療法といえば、有名なのが「さくらももこ」である。さくらももこが、飲尿療法をしていたことをどこで知ったかはすっかり忘却の彼方だけど、知っていた。でも、どんな身体的不調を抱え、どうして飲尿療法に取り組むに至ったのかは、知らなかったから、調べてみたところ、次の記事に詳しく書かれていた。内容が素晴らしく読み応えがあった。

note.com

 

記事の最後に、

 

さくらももこさんの飲尿の話はぜんぜん笑ってはいけないし、人ごとではなかったりするのだ。

 

とあるけれど、

たしかに、ほんとおっしゃる通りだと思った。ぼくも長年の心身の不調のおかげで、数限りない愚かなことを散々やってきたように思う。お金もそれなりに沢山つかった。さくらももこさんのことを愚かな人よと笑うことはできない。追い詰められたら、藁をもすがる思いで、どんな愚かなことでもしでかしてしまうというのが、人間というものなのだろう。そう思うと、ぼくは、さくらももこさんの飲尿の話に、救われる思いがした。愚かなのは自分だけじゃないのだと。